今日は、「建国記念の日」だそうな。

 まぁ、私には、休日になるのであれば、その仔細はどうでもいいとも思うのですが。何しろ、昭和天皇の大葬の礼で、休日になった日に、それを良いことにスキーに行ってた人間ですから、天皇家とか皇国史観なんかに何にも関心を持っていません。信じている奴は馬鹿だくらいにしか思ってません。

 大体、考古学が進んで、発掘調査などで、現物の証拠がどんどん出てきて、大和朝廷の成立は4世紀とほぼ確定しているのに、今だに、皇紀は、2670年前、神武天皇即位の年、なんて言っている人の頭の構造が知りたい(ホントは知りたくない。馬鹿らしいから)。
 この年数の計算も、旧暦、新暦の換算がいい加減で、でたらめだったそうですが。

 記紀を読んでも、20代目くらいまでの天皇の在位期間が異常に長いなど、中国の歴史を意識して、日本の歴史を古く見せようという偽りが働いた、嘘の記述だと常識ではわかるのに、現在でも、皇国史観を教えている、4流大学が日本にはいくつかある。そこの出身者が、歴史教科書の検定員なんかになっているのが、この国の前近代性を現わしているのだが。