普天間の辺野古移設決定を、なぜそんなに急ぐ?

 岡田外相が、奇々怪々な行動を取っているが、その芯には、「日米同盟は重要だから、約束は果たさないと」と言うことだ。
 だが、沖縄の世論は圧倒的に県外移設だ。
 岡田外相の行動は、地元の市長選挙(受け入れ派が負けそう)や、来年の参院選で、沖縄で、基地県外移設派の議員が当選する前に、話を決めてしまおうとしているのだろうか?

 政権が代われば、いろいろなことが変わりうる。
 なぜ、いたずらに年内決着を急ぐのか?土建利権政治家たちに、既成事実を作るように求められているのか?
 それにしても、行動が突出していて、しかも理由が明示されず、全く意味不明の行動だ。

 自民党の利権政治の下で作られた計画の履行になぜ、そこまでこだわるのか?アメリカの矢面に立たされるのが苦しいのかもしれないが、政治家とはそういう物だ。
 どうも、外務官僚からいろいろ吹きこまれているとしか思えない。

 社民党の抵抗で、年内決着は無くなったようだが、それでも固執する岡田外相の考えは何か?もっとオープンにしてもらいたい。
 「アメリカが怒るから」、だけでは、51番目の州と言われても仕方が無い。